年長さんの作品
何とも言えない、恐ろしさが・・・。小さいお友達が見たら、泣き出しそうですね。
これは、22・23日に行われた地区の文化祭に出品した『三びきのやぎのがらがらどん』の”トロル”です。
小さな頃から繰り返し繰り返し読んできた絵本を元に、年長さんがそれぞれの担当を決め、グループに分かれて仲間と仕上げた作品です。身近な素材を使い、仲間通しでイメージや作る手順などを擦り合わせながら、協力して作っていきました。同じ絵本に触れていても、見え方、表現の仕方は個々に違うもの。それを、考えを言葉で伝え合いながら、気持ちを合わせて満足できる形にしていくことは、相手の思いや考えを受け止めなければできない事です。年長になると、このような力もついてきます。
皆で考えや思いを伝え合いながら、共通のイメージを持ち、協力して作りあげるという、集団で満足感や達成感を共有する経験を積み重ねることで、生きる力の基礎を培っていくのです。
がらがらどんたちも、表情のかわいさはあるものの、全身から、逞しさを感じます。角や耳の表現の違いが面白いですね。それぞれのグループで試行錯誤して作った様子が目に浮かびます。
”がらがらどん”の顔は、目が強調されています。今後の気付きが楽しみですね。
見に行ってくださった方、地区の皆様、大変お世話になりました。