下伊那農業高校見学(年長24日)
今年度も下伊那農業高校さんに快諾頂き、年長児が見学に行かせていただく事ができました。
高校に着くと、先生方とアグリサービス科の3年生の皆さんが待っていて下さいました。「よろしくお願いします」の挨拶をします。
牛舎に入る前には手も靴も消毒をします。お兄さんお姉さんが手伝って下さいました。
大きな牛にビックリ!草をあげてみます。長い舌でなめらそう。ドキドキしながらサッと草をあげていました。
牛舎には大きなお腹の牛もいました。もうすぐ赤ちゃんが生まれるので落ち着いて過ごせるように他の牛と離しているそうです。
まだ鼻輪をしていない子牛もいました。牛の名前は、メスはひらがな、オスは漢字と決まっているそうです。子どもたちは名前をみながら、「この牛は女の子だね」などと話していました。
半年ほど前に産まれた羊も見せてもらいました。まだ名前は決まっておらず、学生さんの投票で決まるそうです。触らせてもらうと「気持ちいい。ふわふわ」と声が上がっていました。
にわとりにも触らせてもらい、クローバーを探してあげたりしてみました。にわとりが草をつつこうとする度に「わっ!」と声が上がり手を引っ込めてしまう子どもたちでした。とさかを触ることも出来ました。
それぞれの場所に高校生がついて下さり、説明をして下さったり質問に応えて下さいました。
優しく分かりやすくお話して下さったお兄さんお姉さんにお礼を言ってさようならです。
手を洗って次は果樹を見にいきます。下岡先生にご案内頂きながら広い果樹園を歩きます。
学校では、ブルーベリー、りんご、なし、もも、ぶどうなど沢山の果物を育てていました。それぞれの場所で先生が説明をして下さったりクイズを出して下さいました。
りんごは大きな実になるように5.6個の実から1つに摘果をすること、それには数日かかることお聞きし、驚く子どもたちでした。
「この草は何になるのかな?」先生からの質問を考えます。牛のエサにするために草を育てているそうですが、これでも足りないそうです。「牛って草を沢山食べるんだね」
最後はお茶畑です。この葉が緑茶にも紅茶にもなることを知って子どもたちは驚いていました。「どうしてかは、考えてみてね」と先生から宿題も頂きました。
最後に先生から、ここで育てている牛は、皆の為にいずれお肉になること、メスの牛は子牛を沢山生むためにいる事をお聞きしました。驚く子どもたち。園やお家で、「命を頂く」という事について考えるきっかけとなりそうです。
見学にあたり、準備をしたりお話をして下さった先生方にお礼を伝えて帰ります。
園バスに乗って帰ります。園では園長先生が出迎えて下さいました。
園に戻ってから2クラス一緒に屋上でお弁当を頂きました。雨に降られず食べることができました。
園に戻ってから、見学について皆で話をしたり、翌日絵を描いたりしました。
楽しかったこと、驚いたことなど直接見て触れて感じられた貴重な体験となりました。
お弁当を準備いただいたお家の方、下伊那農業高校の先生や生徒さん、ありがとうございました。