今日はこどもの日【端午の節句②】
今日はどんな一日を過ごされますか?お家で過ごすようでしたら、端午の節句にちなんだ工作はいかがでしょうか。折り紙で端午の節句の雰囲気を味わってみましょう。
まずは「かぶと」。
①三角の山型に折り、
②山裾を山のてっぺんに集めます。
※紙を折ることに慣れていないお友達は、「角を合わせる」ことや「折る=折り目をつぶして平らにする」ことが分からず難しいかもしれません。角を合わせる時に手を貸してあげたり、折る際に指でしごくことを見本を見せて教えてあげると徐々に自分で折れるようになると思います。折り紙は図形の面白さを知ったり、指先が使えるようになるなど、脳をしっかり使える遊びですね。
③上下を交代。
④下にある”手”をバンザーイ!
⑤角のような飾りをつくります。
⑥下から1枚のみを持ち上げて↓のように2回に分けて折ります。
⑦残った下の1枚を中側に入れてしまいます。
☆完成!
次は【はなしょうぶ】だよ!
◎かぶとと同じように山の形におります。今度は山裾と山裾を合わせて真ん中に折り目をつけておきます。③まではかぶとと同じ折り方です。
④裏返して端を開きます。斜めの折り目を真ん中の折り目に合わせて折ります。
⑤もう片方も同じように折ります。・・・なんだかヤママユガ・・・。
⑥上の先を下を向けて折ります。↓位。
⑦下ろした先を少し重ねて折り上を向けます。
裏返せば・・・ほら、できあがり!茎や葉っぱをつくってつけるのもいいですね!台紙に貼れば、素敵な壁飾りができますね。
☆おまけ☆ ”こいのぼり”ならぬ”金魚”です! かぶとからの変形でできます!
かぶとの⑥までは一緒です。
⑦裏返して下の先を上に上げて折り目をつけて戻します。
⑧間に指を入れて縦に開いて”ぺっちゃんこ”にします。
⑨↓の線が書いてある部分を2枚一緒に切り込みを入れます。くれぐれも切り落とさないように!
⑩やぶらないよう気をつけて、かぶとの形に戻します。○の部分を指でつまんで金魚のおなか側に押しながら・・・
⑪かぶとを広げて金魚の形におります。↓のようにおなか側に入れて折る。完成!
目をかいたり、尻尾を波形に切れば、かわいい金魚のできあがり!モビールにしたり、ストローや割り箸をつけてペープサートのようにして遊ぶのもいいですね。
ちなみに先程つくったかぶとを”やっこさん”をつくってかぶせたら・・・ちょっと大きすぎました・・・。折り紙を4分の1に切ってつくったらちょうどよかったです。
子どもの頭に合う大きさの”かぶと”をつくるには、新聞紙がちょうどよいです!新聞紙を正方形にしてつくってみましょう。
・・・ところで、お子さんは日頃の生活の中で、「長方形の紙を正方形にする」「はさみを使わずに手で紙を切る」などの経験はありますか?
物があふれるようにあり、便利な品がいろいろある世の中ですが、「目の前にある物を工夫して使う」経験をさせてあげることも大切です。思った物がなくても、投げ出さずに「何とかしてみよう」とする気持ちにつながると思います。
幼児期にどのような経験をじっくり、そして豊富にさせてあげられるか・・・。
(※経験=なんでもよいというものではなく、たくさん経験すればよいというものでもない)
・・・このことが、生きる力につながっていくのではないでしょうか。
”逞しく”育つ【端午の節句】となりますよう。