入園のご案内
令和6年度園児募集要項

ひろば

遊びの充実

年末から、年長2クラスで行われていた遊びをプール室に持ち込み、2クラス合同で遊び始めました。

年明けにも遊びは継続的に行われはじめました。

 

折り紙を組み合わせてこま、毛糸を使った指編みやボンボンをつくることを楽しんでいたお友達は、お店屋さんを。魚釣りをしたいお友達は、協力して魚や釣り竿を作り釣り堀に。身近なものを使ってつくった食べ物いろいろつくり、レストランやお店へ・・・・それぞれの遊びが展開し、『スペシャルランド』となりました。自分たちの遊びに自分たちで名前を付けたことで、遊びに対しての意欲をより高め、大勢の友達と一体感を感じながら共通の意識をもって遊ぶことに繋がっていきました。

最近では、お店屋遊び場ができあがって行くにつれ「お客さん呼びたいね!」という声があがり、年中さんや年少さん、そして未満児さんたちも呼びに行き、『スペシャルランド』は更に活気づいて、楽しい遊びの場になっています。

619

『スペシャルランド』に大勢のお友達が集まってきました! 夏の間プールとして使うプール室は、夏以外は大きなホールになり、皆の遊び場となっています。

 

 

615  616

釣り堀にはルールがあって、チケット交換所があり、チケットを買ってから魚釣りに挑戦できます。釣れるとシールを貼ってくれたりするようです。

 

 

 620   623

これはレストランの様子。メニューも自分たちで書いたようです。2歳児さん達が自分の好きなものを注文していました。

 

 

622    621 

レストランの入口には自分で作ったレジスターで会計を受け持つお友達もいます。「箱を押すとお金の入っているフタが開く」という仕掛けを工夫して作ったようです。手作りのレンジの中には本物そっくりのフライドポテトが!!

 

 618

つくりたい物を沢山つくり貯めたものを売るお店には、色とりどりの商品が並び、金額も決めてお金のやりとりも始まりました。

 

 617

レストランの隣には、キャンディーやポップコーンを売るお店も!

 

沢山のお客さんに来てもらう中で、招く側も招かれる側も、同じクラスや年齢ではないお友達との触れ合いを楽しむ姿が自然に生まれてきました。年長さんにとっては、自分たちが「やりたい!」と思って始めた遊びが、様々な遊びとつながりを持つ中で、様々な遊びの要素が盛り込まれることにより、様々な面の育ちが可能となる遊びとなっています。やりたい遊びをする中で、「自分の思いや考え」を持ち、その思いを実現していくことにより育まれる力。思うようにならず試行錯誤しながら実現することにより、大きな充実感を味わい、生きる力の基礎が構築されていくのだと思います。

年長児は、それと同時に「皆と一緒に遊ぶ中での自分の役割」を考えながら遊ぶようになる。皆と相談したり力を合わせたり、時には友達との思いがぶつかり合いながらも何とか自分たちで気持ちに折り合いをつけ、その後も一緒に遊びを作っていける・・・、そんな「協同性」の育ちの始まりの時期でもあります。

 

幼児期に、やりたいことをする中で、大事な経験をしながら、将来生かされるであろう力を日々身につけている子どもたちです。

やりたい遊びをしている子どもたちの目の輝きは素晴らしいです!そんな輝くまなざしをいつでも引き出せる・・・そんな園でありたいです。